こんにちは!
piyonneです(。・ө・。)ノ
今回は「アクリル絵の具の透明度」に注目して、ジェルプリントの仕上がりにどんな違いが出るかを写真たっぷりでご紹介します♪
※今回使った道具や絵の具は、記事の最後にまとめています(リンク付きです)
※今回使った道具や絵の具は、記事の最後にまとめています(リンク付きです)
でも実はつい最近まで、アクリル絵の具の「透明度」について全然知らなかったんです。
これを知ってからは印刷の仕上がりがガラッと変わって、楽しさ倍増。
その気づきを、今回はたくさんの写真と一緒にご紹介します♪
アクリル絵の具には色々種類があります。
っていう、この「種類」っていうのを、私は絵の具の柔らかさだとずっと思っていました。
硬め、普通、水っぽい、などなど。
でも、アクリル絵の具には他にも絶対知らなきゃ損の違いがあって、それが「透明度」というものです。
「1年もアクリル絵の具使い続けて今更?」って思われるかもしれないんですけど、私はこれを本当に知らなくて、気づいた時の驚きは半端なかったです。
私もまだ知りたてなので簡単に書きますと、アクリル絵の具には「透明」「半透明」「半不透明」「不透明」など、絵の具によっての透明度があります。
表記の仕方はブランドによって異なるけど、大体そんな感じです。
私はこれを全然見ていなかったんですねー。
改めて自分の絵の具を見たら、自分の絵の具は全て「不透明」と「半不透明」でした。
これはどういうことかと言うと、プリントに層を重ねていく度に、最新の絵の具で上書きされ、下の層はどんどん潰れていく、ということみたいなんです。
ブツブツ模様と波線模様の重なり部分が、どちらを先に刷ったのか分からないくらい、溶け込んで透けているのが分かると思います。
対して「不透明」で印刷するとどうなるかと言うと、写真のピンク×白色の波線模様のように、全く透けないノペッとした印刷になります。
後面は多色賑やかですけど、ピンクの波線はそれを完全に押さえ込んで隠しています。
なんとなくおかしいな〜とは思ってたけど、まさかこんなカラクリだったなんて!本当にビックリでした。笑
これまでは「不透明」や「半不透明」の絵の具を少量使って透けるように頑張ってきましたが、そもそもそういうことじゃなかったみたいです。笑
なんとなくおかしいな〜とは思ってたけど、まさかこんなカラクリだったなんて!本当にビックリでした。笑
これまでは「不透明」や「半不透明」の絵の具を少量使って透けるように頑張ってきましたが、そもそもそういうことじゃなかったみたいです。笑
ヽ(T∇T)ノ
この発見をして、早速透明の絵の具をネットで探しました。
私がよく利用しているリキテックスには「透明」と「半透明」が無かったので、Amsterdamというブラントで数色購入してみました。
(道具については記事の最後にまとめてあります)
前置きが長くなりましたが、今回は透明の絵の具で印刷した様子を写真で紹介したいと思います。
透け感を見よう!ということで、最初に他の絵の具で背景を作りました。
5×7インチのプレートで洋服の型紙にペタペタ印刷。
1~2色で刷りました。
この上に透明の絵の具で重ねていきます!
フタログリーン色にフォークで模様付け。
右のプリントに写します。
ぺちょっ…。
絵の具をかなり置きましたが、背景である黄緑色やちょっとしたザラザラ模様が全部透けて見えています。
プレートに残った絵の具を、別の黄緑背景のプリントに印刷しました。
背景色がより目立つようになり、用紙に元々入っていた黒線も潰れずくっきり残っています。
プレートに残る絵の具の感じも、不透明のそれとは何か違う。
次に、Greenish Blue という緑がかった青色を使ってみます。
のばしてフォークで模様を付けました。
今度はコピー用紙に写してみます。
すごくきれいな色~~(●´ω`●)
1色しか使ってないのに1人グラデーションみたいなことになってます!
そしてプレートに残っている絵の具の色が、元の絵の具の色とは違って見える不思議…。
プレートの残りを、黄緑背景のプリントに写してみました!
ちょい見せな感じが素敵すぎるーー!!
(ψ ≧Д≦)Ψ
続いて黄色をのばしてみました。
見にくいけど既にプレート上にのってます。
これをまた白紙に写します。
うほっ(●´ω`●)
2色が重なり合った部分が緑色に変化しました!
透明だと色の足し算が出来るんですね~♪
続きまして、レッドバイオレット色です。
プリントの背景色と似ているけど、少しだけ濃い色を選んでみました。
のばした後にマスクを置いて、印刷します♪
おぉーーーーー!!!
…きれいだ(●´ω`●)
すごい、透明ってすごい!
重なり方がとても素敵です。
上手く説明できないけど、不透明の絵の具と写り方が全然違います。
マスクを取った後のゴーストを手順10に重ねてみます。
…素晴らしい!
もうわたくし、感動でお腹一杯です。
バタッ……_(┐「ε:)_
緑がかった青が気に入ったので、マスクと共にもう1度チャレンジ!
手順8のプリントに写して見ることにしました。
(●´Д`●)アウアウアウ
すっかりこの色のファンな私です。
プレートにまだ絵の具が残っているので、他のプリントで再度押さえてみましょう。
手順13のプリントに写しました。
…透明絵の具最高!!
ヾ(o´∀`o)ノ
終始ニヤケ顔です。
マスクを取り外し、右のプリントに印刷します。
…この見た目、既に素敵なデザインが仕上がる予感がバシバシしてきますね?笑
ブラボーー!!ヾ(T∇T)ノ
このホンワリ透け感がたまりません!
次は普通の青っぽいウルトラマリン色をのばしてみました。
プレート上で〇の模様を付け、黄緑ベースの紙に印刷します。
お互いの色が混ざり合って不思議な色になりました。
不透明の絵の具を重ねると層が完全に分かれるけど、透明は常に合体!っといった具合です。
プレートの残りは他の紙にペトリ。
手順20の印刷に、透明の白を重ねて見ることにしました。
見えにくいけど既にプレートには白をのばしていて、その上にマスクを置きました。
写しました。
さすが透明だけあって、あまり目立っていませんね。
後ろの濃いパターンに吸い込まれている感じです。
同じ紙に、今度は不透明の白を印刷してみることにしました。
透明と不透明、どんな違いが出るのでしょうか?
透明の時と、全然違いますね!
とても真っ白で、後面がほぼ見えない状態になりました。
透明の白は、単体で使うというよりは、他の透明色と混ぜる時に活躍する感じなのかな?
要研究です。
マスクを外しました。
手順21のプリントに写します。
良き良き♪(●´ω`●)
濃い濃いペアだとどうなるかな?という実験で、マゼンタ背景に青のナミナミ模様を写してみることに。
うむ、どうでしょう。
一応透けてて同化してるように見えますよね?
でも思ってたより紫感は出てなくて、謎の1枚です。
30:
謎の1枚に追加で印刷をしていきます。
絵の具をのばした後、手芸用のテープを4本、縦に並べました。
ふんふん、一気にギュッ!っとしまりました。
テープを剥がし、他の紙にゴースト印刷。
(♥∇♥)パァ~~~♪
テープの細かいテクスチャが、まるっと写ってます!
そして透明の絵の具を使った事で背景もしっかりと見えていて、なんともホクホクなプリントが出来上がりました♪
同じことを今度は横バージョンでやってみましょう。
手順31の謎の1枚に、先ほどと同じ青色でラインを足します。
カワイイチェック柄の完成です~♪
ふっふっふ(●´ω`●)
お楽しみのゴーストです。
どうなるかなー?
(♥∇♥)!!
なんですかこのきめ細かい印刷は!
ザラザラっとした見た目、ニマニマですな。
手芸用のテープにこんな活用方法があるとは知りませんでした。
というかこんなに細かいテクスチャがあったんですね。
このテープは手芸用収納ボックスから、ジェルプリント用のアイテム収納ボックスに引っ越すことが決定しました。笑
以上で透明絵の具の実験は終わりです。
これからは透明度の事も頭に入れつつ、色々な印刷を楽しんでいけたらなと思います。
いやー、透明っておもしろい!
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