ジェルプリントの実験は続いています。
ポストカード作りに使うための背景模様を作るべく、ベタ塗り紙を作ることにしました。
1回の写しだけでガチャガチャな見た目にしたかったので、白紙のコピー用紙ではなくて雑誌のページに写すことに。
雑誌のページを使えば、単色塗っただけでも元の印刷が手伝って賑やかになるかな？と思ったのです。
しかしこの作業が思わぬ方向に進んでいきます。
その時の記録を残します。
実際何をどうしたか思い出せるように、動画(無音)に収めました。
1. 雑誌の印刷の剥がれ写り
青をのばし、雑誌のページを置きました。周りに残っている絵の具は、さらに上からコピー用紙を被せて吸い取りました。雑誌のページを剥がすと、なぜか印刷の写真や文字がプレートの方に写っていたんです。←？！ 乾燥後に黄緑をのばして吸い取ったら、まんま雑誌のページの写しが出来上がりました。
…なぜ？？( ﾟ∀ ﾟ)
私のプランでは、プレート上の青い絵の具が全部雑誌のページに引っ付いて終了。だったのですが…。この予想外の展開に、ベタ塗り紙の先に生まれる写しの方に夢中になっていきます。
2. 暗い色を背景にしたら台無し。の確認
これまでの実験で、背景色は薄いが吉！ってことを学びました。でもやっぱり一度はね？濃い色も試してみたいじゃないですか。ってことで、雑誌のページを赤で作った後、背景にこげ茶ぶち込んでみました。見事に潰れておる～～ヾ(*ﾟοﾟ)ﾉ…というわけで、背景に濃い色を使うのは、ウズウズしても我慢しましょう。
3. レースペーパー投入
雑誌のページを置く前に、レースペーパーを置く作業を加えました。雑誌のページに写るベタ塗りと、コピー用紙に写る枠線模様がちょっとオシャレに変身。雑誌のページを剥がした後、背景色を加えず、すぐに他のコピー用紙を当ててみました。当てたのは白紙ではなく、以前に作っておいた薄色ベタ塗り紙(薄黄)です。既に一部の絵の具が乾いていたようで半分くらいしか吸い取れなかったけど、それでも素敵な模様が出来ました。
4. プレートに残ったペイント吸い取り作戦
先ほど吸い取れなかった青絵の具を残したまま次の作業に移ります。ピンクをのばしてレースペーパーを押しました。そして雑誌のページを置く工程は飛ばして、いきなりコピー用紙で吸い取る作戦です。作業の途中で生まれた枠線ペーパーに写してみました。前回の青が良い感じで混ざり合っているのですよー(●´ω｀●)
5. 段ボール投入
先ほど吸い取れなかったピンクを残したまま次の作業に移ります。基本、吸い残しは次の印刷に混ぜ込む感じで進めました。今回は雑誌のページ、レースペーパーに加えて、段ボール参戦。だんだん複雑になっていきます。
緑を塗った上からレースペーパーを押し、雑誌のページとコピー用紙を順番に置きます。コピー用紙と雑誌のページを剥がして、プレートに付いた絵の具が乾いたら、ピンクを上塗り。ここでさらにレースペーパーと段ボールを押してから、黄のベタ塗り紙に写しました。
6. クイック吸い取り
ピンクがだいぶ残ったので、雑誌のページは使わずに簡単な印刷をして全部吸い取ることにしました。赤を塗って、レースペーパーを押して、黄のベタ塗り紙ですぐ吸い取り！めっちゃキレイだ～～(●´ω｀●)
7. ドイリー投入
絵の具を塗った後、ドイリー投下💨空きスペースはレースペーパーを押して、ベタ塗り紙に写しました。見てくださいこのビカビカ感！！フゥ～～ッ(●´ω｀●)
8. ドイリーと雑誌のページのコンボ
さっきまでレースペーパーでやっていたことを、ドイリーに変えて挑戦。黄緑の絵の具を多く出していたのか、プレート上に残った雑誌のページの写しが全然乾燥していない様子。なので背景色は足さずに、このままベタ塗り紙ONのコースにしました。ほぼ全部吸い取れたぜ(*'▽`b)b
9. 雑誌のページ×ドイリー×段ボール
黒塗りしてドイリーを押し、雑誌のページ、コピー用紙、の流れです。だんだんとこのサイクルに慣れてきました。全部剥がしたら新たに抹茶を塗り足して、ドイリーと段ボールを押しました。そして何かで生まれた謎紙に写しました。がしかし、抹茶絵の具が乾燥した後だったようで、ほとんどがプレートに残ってしまいました。そこでさらにカラシ色の絵の具を塗って、白紙のコピー用紙に写しました。…す、て、き！(♥∇♥)黒もうっすら活きてますー。あーー素敵。
10. ドイリー×雑誌のページコンボ
途中まで9と同じ流れです。プレート上の雑誌のページの写し乾燥後に黄色を塗って、ドイリーを押し、コピー用紙に写しました。網目が大きいドイリーは写しも豪快！
次回に続きます。
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